ゆめみがちな記録帳

舞台の記録とか推しの話とか

観劇記録 : TEAM NANOSQUARE IN CONCERT〜不思議の国からの招待状〜@E-LOUNGE vol.5(25年7月)

タイトル: TEAM NANOSQUARE IN CONCERT〜不思議の国からの招待状〜@E-LOUNGE vol.5

 

観劇回数:1回

 

劇場: E-LOUNGE
 

TEAM NANOSQUARE IN CONCERT〜不思議の国からの招待状〜@E-LOUNGE vol.5 |ナノスクエア Official Website

郷本直也が昨年11月より社長を務める株式会社ナノスクエアの若手による事務所公演。コンサートでもあり劇でもありなので観劇記録で。

 

 

ナノスクエアは郷本直也・ 舘智子のベテラン勢の次が現在副社長を務める石井凌と村上陽菜の17年組*1で、僅差だが少し後輩に伊藤智則。あとはコロナのあとに始まった養成スクールの所謂研究生から事務所所属になった面々で構成されている*2

前社長の頃からvol.1~4と続いていたシリーズで、今回郷本が社長になってからは初の公演だった。出演者は太字にしたメンバーで、総勢9名での公演だった。

会場のELoungeはミュージックバーで普段はうたのおねえさんという名目で働くミュージカル女優達の歌を聴きながら酒を楽しむことが出来る。出演者のうち3名は実際にうたのおねえさんとして勤務している。私は普段E-Loungeにも行くので、演劇好きなE-Loungeの客として単純に興味があり行くことにした。

 

 

既存のミュージカルナンバーをコンサート形式で歌いつつ、不思議の国のアリスパロ音楽劇の【不思議の国のもんちゃん】を挟んで、また歌を歌いの3部構成?でだいたい1時間半いかないくらい。

実は過去にナノスクエア作品を見たことがあるが身内舞台なところもあったので、正直今回もそうかと思っていた。でもそんなことはなく、予想よりも楽しむことが出来た。ただ客参加型のダンスの振り付けムズいなと思った。最後パニックになりました。

なんでにんげんっていいなを敬語にしようとしたんだろうってずっとツボ。丁寧の方向性を間違えてるだろっていうツッコミをしたくなるのがあのお茶会の動物たちらしくて可愛かった。さすが茅野チルドレンの汀音妃古が脚本演出なだけあるなと思った。

ところで演劇好きと言っている私ですがわからない曲もあったので、どの曲を歌ったのかセトリが知りたいです。マッドハッターの曲が良かったけど、あれが元曲ありなのか違うのかがずっと分からない。分からなくて苦しんでた1曲目はやっと分かりました。あと少しでにんげんっていいなとヘアスプレーとDream girlsを永遠リピートすることになるとこだった。知らない曲と出会えるの良かったな。まだまだ勉強不足なのを感じて、もっともっといろんな作品をみたいなと思えた。

 

 

E-Loungeでミュージカルや歌に興味が人間に対して歌うことを続けてきた小林花那・ 原千亜紀。元々歌が上手だとは思ったが、素人目に見ても【人に魅せる歌の歌い方】がさらに上手になったと思う。

ELoungeで小林と初めましてした時のうたのおねえさんで小林がとちってしまったのだが、それを知ってるからこそ今回の堂々と素敵に歌う姿に心を奪われた。

原(千)はトレインぶり。今回もキュートに歌って踊って芝居をしていて。もんちゃんの時の歩兵が可愛くてしょうがなかった。「あとギターもできるのね……なんでも出来るじゃない……🥹メロメロ」ってなった。

この2人+村上・ 汀音妃古で歌ったドリームガールズが良かった。表情含め最高だった。

 

小高廉斉・曽根恋之介・原田岳のトリオ。事務所配信で見た時から面白い子だなとは思ったが、生で見て余計に面白かった。年齢順に並べると小高・原田・曽根なのだが、本当に三兄弟って感じでいい関係性だなと思った。

前説のさらに前の今後の出演情報のところで曽根が先輩の名前が出てこなかったのは正直ヒヤヒヤしたが、始まったら巻き返すかのようにコミカルで面白い時間を過ごさせてくれたので良かった。

もう少し鍛えるべきところもあるが、その分個性がすごいので、そこを磨いたら3人とも面白い役者になるだろうなと思った。ピアノができてあんなおもろい男(原田)、輝ける場所色々あるだろ。

 

原萌々彩・ 石黒咲紗の妹組。どちらも初めましてだけどとても可愛らしかった。

石黒はトリオとの組み合わせがわりと多かったが、お兄さんの3人にもバサバサ突っ込む感じがとても良かった。あとナノスクエア女性陣ではあまりいないタイプで、今後の活躍が楽しみ。

原(萌)は全体的に表情がコロコロ変わってもうチャーミングで仕方がなかった。ギター持って出てきた時はびっくりした。最後の挨拶でアワアワお辞儀してるの含め最高だった。

 

茅野チルドレンでスタッフ方面でも大活躍をしている 汀音妃古。彼女自身が演者をしているのは初めて見たけれど、演者としての活躍ももっと見たいなと思った。マッドハッター最高だったな。

汀音妃古さんへ

昭和歌謡好きですか?マッドハッターの曲歌ってる時のあなたは中森明菜のようで素敵でした。

オタクより

汀音妃古の世界観は個人的にとても合うなと思ったので、ああいうライブ形式のものだけじゃなくてナノスクエアの子達のストレートプレイとかも演出とかやってくれないかな。そうしたら絶対いく。

 

歌唱指導等を担当しみんなのお姉さんとして引っ張ってきた村上陽菜。実はデビュー時から彼女を知っているので、お姉さんとしてみんなを引っ張る姿を見て泣きそうになった。

デビューから8年近く経ったが、年々綺麗になって歌も素敵になって芝居も上手になって。様々な場で活躍していて本当に嬉しい。

どの目線かは分からないがナノスクエアにずっと居てくれて嬉しい。これからもナノスクエアにいて欲しい。

 

 

実は友人と行ったりした流れで過去に所属していた事務所の子を応援していた経歴があるので、そこそこナノスクエア観劇歴(?)がある。なので村上のデビュー当時も知っているし、前社長も知っている。

過去に私が推していた子含めみんないい子たちだった。でもやっぱり厳しい世界なので、いい子だけではやっていけないところはあった。今だから言えるが、推していても「この子甘いな」と思ってしまうところもあった。

でも今のナノスクエアの子達はこれからもっとのびそうなものを全員持っていると思う。最近誰かを応援することに対して疲れを感じているところもあったが、久しぶりにすごく心が動いた。

だから社長は彼ら彼女らをしっかりケアしてもっと輝かせて欲しい。オタクのくせに偉そうだがオタクだからこそ言いたい。

全員の公演に全ては行けないけど、予定のつくものは積極的に行きたいなと思った。本当に久しぶりの気持ち。

 

 

まとまりなし。とにかくいい夏の日を過しました。出演していた子達の活躍が楽しみです。

以上を観劇記録とする。

 

 

 

 

 

 

 

Twitter

@YumE__MinNA

https://twitter.com/YumE__MinNA

 

 

 

お題箱

ゆめみがちチャンのお題箱 (@YumE__MinNA) | お題箱

*1:お披露目が17年の郷本のイベントだったので、界隈のオタクには17年組と認識されている

*2:厳密に言うと研究生制度じゃない子もいるが、大まかな括りとしてはこう