ゆめみがちな記録帳

舞台の記録とか推しの話とか

観劇記録: ミュージカル『るろうに剣心 京都篇』(2022年5月~6月)

タイトル:ミュージカル『るろうに剣心 京都篇』

 

観劇日:2022年5月22日/2022年6月18日 計2公演

 

劇場:『IHIステージアラウンド東京』

 

公式サイト

www.ruroken-musical.com

 

公式ダイジェスト

youtu.be

 

あらすじ

幕末の世に最強の刺客”人斬り抜刀斎”としておそれられた緋村剣心小池徹平)。明治維新後は不殺ころさずの誓いを立て、流浪人となり刀の峰を刃とした「逆刃刀」を手に静かな暮らしを送っていた。

そんな剣心の元に、志々雄真実(黒羽麻璃央)が国家転覆を計っているという報せが届く。剣心の跡を継ぎ人斬りとなった志々雄は明治政府の裏切りにあい全身を焼かれ暗殺されかけたことを恨みに、京都の暗黒街で復讐を企てていた。剣心は神谷薫(井頭愛海)や相楽左之助岐洲匠)ら止める仲間を後に京都へ向かった——。かつての仇敵・斎藤一山口馬木也)、四乃森蒼紫(松下優也)もそれぞれの想いを胸に剣心を追う。

剣心は途中で出会ったくノ一・巻町操(鈴木梨央)と共に志々雄一派・瀬田宗次郎(加藤清史郎)、本条鎌足奥野壮)、駒形由美(伶美うらら)と対峙するも、逆刃刀を折られてしまう。志々雄を倒すべく、より強くなる為に剣心は師匠・比古清十郎(加藤和樹)の元を訪れる……。

公式サイトより抜粋。

 

作品に関しては『ヅカ版もそのあとの松竹版もみていない』『原作もなんとなくは知っているけれど詳しくない』というほぼ知識ゼロの女だ。なので正直サイトのあらすじを読んだだけではピンとこなかったので、事前にアニメをざっと見て挑んだ。でも実際はほぼ初心者でもわかりやすいように物語が進んでいったので、頭の中でごちゃごちゃにならずに楽しむことができた。まあ……強いて言うなら終盤の悠久山安慈達の一騎打ちをもう少し深堀欲しい気もしたけれど*1

 

OPや途中でちょいちょいメインキャスト陣の兼役があったのだけれど、最後までこの人はいったい誰なのかわからない人がいた。あれはいったい誰だったんだ。そして逆にキャッチャー中澤と郷本直也の兼役がわかりやすすぎて面白かった。阿武隈四入道の登場シーンの第一声で「あ、直也さんだ」ってなった。私が観劇した日は両方とも郷本節って感じのセリフの言い方だったけれど、ほかの日はそんなことなかったらしくて「最初直也さんってわからなかった」という友人もいたので、わからないバージョンも見たかった。

5月はちょうど中心って感じの席位置で、6月は前方席での観劇だった。5月は全景が見やすい感じだったので物語自体に没入しやすかったのだけれど、6月は前方席だったので一人一人の顔がとても近く、もう圧倒されていた。志々雄真実がいい意味で怖すぎて、もうずっとびくびくしながら見ていた。あと宗次郎役の加藤清史郎に泣かされた。自分の中の加藤清史郎ってまだ小さい子供だったから「う、うわ~~~~~大きくなって」という感じだった。そういえば郷本直也が加藤清史郎との舞台袖でのやり取りとか配信で話していたけれど、なんか元ひまわり同士のやりとりに泣きそうになった。なんか他にも十本刀が全員最高で釘付けで、志々雄一派が最高すぎて禁断症状出るんじゃないかって感じで、志々雄様に最終的に忠誠を誓いたくなった。

 

少し劇場本体の話。今回私は初ステアラだった。「我々が回転寿司になる」「しばらく寿司が食べたくなくなる」 「観劇後は酒が飲めなくなる」とステアラ経験者の友人に言われていたが、意外と相性は良かった。普通に終わったあとお酒飲んだ。マッピングも見やすかったし、*2普通の劇場とは違う手法を試すことができるし、全体的に新鮮でわくわくした。ただすごく寒かった。なんであれあんな寒いの。寒さと寝不足で幕間の時意識飛びそうになった。

 

 

アクションも迫力と勢いがあったし歌も鎌足の歌とかノリが良かったし、観劇前にはどうなるかわからなかったけれど、終わった後は「もう一度見たい」となるぐらいだった。役者陣にとっては挑戦の作品だったらしいけど、客としては本当に見れてよかったと思える内容だった。

ところで繰り返しの話になるけれど、どうやったら志々雄一派は入れるの?雑用でもなんでもやるし必要ならば爪も剥がすから*3私も入れてほしい。私も「志々雄様に忠誠を誓う~」って歌いたい。まじで歌わせろ。と、このままでは十本刀の亡霊と化してその話しかできなくなるので、これぐらいで感想記事を占めようと思う。……本当まじで志々雄様に忠誠に誓わせろ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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*1:まあそれは人気のキャラの都合とかで無理なんだろうけれど。

*2:役者陣曰く従来の使い方とは違うらしいけど

*3:劇中で佐渡島方治(猪塚健太)が爪を剥ぐシーンがある。