タイトル:ミス・サイゴン
観劇日:2022年8月8日
劇場:帝国劇場
公式サイト
まだ地方巡業を行っているので、ネタバレは配慮しながら一応呟く*1。ので多分ほかの記録より幾分か内容が薄いところがあるかもしれない。全公演終わり次第追加できそうなところは追加する。
今回は市村エンジニアと神田トゥイの組み合わせをどうしても見たかったので、平日の昼を狙って観劇した。職業柄夏以外は平日昼の観劇は出来ない人間なので久しぶりの昼だったが、結構人がいて「さすが人気作」という印象だった。
私は20年のリベンジという気持ちで観劇に挑んだので、始まった瞬間に見れた感動で涙が止まらなかった。そして目まぐるしく変わるシーンに圧倒されっぱなしだった。
#ミス・サイゴン
— 川島大典 Daisuke Kawashima (@daisuke2810) 2022年8月21日
副人民委員長のつぶやき。
ベトナム統一3周年を祝うシーンのラスト『ガンダンス』は稽古場から最も時間をかけたシーンのひとつ。日本が誇る集団行動の妙と力強さ。世界レベル。ちなみにダンスに使用している銃は、モデルガンとはいえ重量は本物と同じ。キャストは軽々と。(続↓) pic.twitter.com/ZXlSXEfIXR
特にベトナム統一3周年のシーンがすごく印象に残っていて。アンサンブルのダンスがすごい揃っていたので、迫力に圧倒された。幕間で連れが「あまりにも揃っていて手が震えました」って言っていて、わかるとなった。
🎂去る6/29は #トゥイ 役 #神田恭兵 さんのお誕生日でした🎂
— ミス・サイゴン JAPAN (@Miss_Saigon_JPN) 2022年7月1日
やっぱり今回も呪ってしまうのでしょうか?🎤
🗡「はい、呪います‼️‼️‼️」#こちらとしては#祝うぞ🥳✨#ミス・サイゴン pic.twitter.com/xunjS4ZaDs
神田恭兵が誕生日の際に公式Twitterで「呪います!!」と元気よく答えていたけれど、ある意味呪われたんじゃないかというくらい印象に残っていた。やっぱり長年トゥイをやっている男は貫禄があるなという感じ。今回神田恭兵ガチ勢と観劇に行ったが、彼女も「今回が一番鬼気迫る感じがしてよかった」と言っていた。神田恭兵を最後に見たのが高校生役だったので*2、ギャップがすごい。でも変わらず歌がうまい。
市村エンジニアはもうさすが!!ずっと生で見たいと思っていた市村正親の生演技。年齢考えると、あの歌唱力と体力本当にすごい。実は屋根の上のバイオリン弾きもご時世の関係で私は観劇できなかったので、今回見ることができてよかった。
海宝クリスはもうかっこいいけれど優柔不断が過ぎる。最初涙が止まらなかったけれど、あまりにも優柔不断過ぎて二幕を見ているときだんだんイライラしてしまった。本当にもうキムがもう報われなさ過ぎてキムはあんなに苦しまなければならなかったのか?ただ愛する夫に会いたかっただけなのに。
女性陣アンサンブル含め全員素敵だった。最近女性陣がかっこいい作品を見ることが多いので、とても楽しい。かっこよくて可愛い女性が好きなので。
#ミス・サイゴン
— 川島大典 Daisuke Kawashima (@daisuke2810) 2022年8月25日
副人民委員長のつぶやき。
『キムの悪夢』に登場する大使館のゲートは鉄骨製。実は舞台上での転換は、全てキャストのみでの人力操作。そんなゲートムーバーの皆で📸
大使館の外で取り残されるベトナム人役とヘリに乗る米兵役との双方が常に息を合わせての転換から生まれる緊迫感。 pic.twitter.com/LIknBVJukd
ヘリが来てキムとクリスが離れ離れになるシーンの中で、泣き崩れるベトナム人を演じるアンサンブル達の中ですごい気になる方がいた。でも名前がわからない。みんな泣いているのに、1人ただ呆然と立ち尽くした後に堰を切ったように泣き崩れる方がいて。みんな個性が出ていてリアルだったけれど、その方から目が離せなかった。アンサンブル陣目が離せない方沢山いたの、流石だなぁとどこの目線か分からない感想になるけれど、ひたすらに感動していた。ちなみに2幕バンコクのシーン下手側にいる綺麗な筋肉のアンサンブルキャストさんが誰かわからなくて永遠に悩んでいるので、わかる人教えて。
タムが可愛かった。タムがいることで私の心の世界平和をはかれてるところがあった。あんなに小さいのに大きな舞台で堂々と演技していて凄い。
今回は4人で観劇だったが、年代も性別も結構バラバラのメンバーでの観劇だったので、感想が様々で面白かった。実際あった事件等を題材すると世代かどうかでだいぶ印象が変わることが多いと思うけれど、今回でいうと『ベトナム戦争ド世代』なのか『ベトナム戦争は授業で触れた程度の世代』なのかでまず大きく意見が分かれたし、さらに男なのか女なのかでも大きく意見が分かれた。いつもは同担同士とか世代が近いとか結構似たような感覚を持った人間と観劇することが多いので、それはそれで楽しいけれど様々な感想を聞けるのがよかった。
そう言えば今回1人が『学生時代の芸術鑑賞以外観劇をしたことがない』という人間だったので、神田ガチ勢が初期から最近までのパンフレットを5冊持ってきて見せてくれた。大きさとかもそうだけど、今も出ているキャストが雰囲気違うのとかみて「ああ、長い作品ってすごいな」と思った。今回私は1パターンでしか見れていないので、別パターンもいずれ見れたらなと思った。まずは残りの地方巡業も誰一人欠けることなく駆け抜けることができますように。
以上をミス・サイゴン感想とする。
終
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