ゆめみがちな記録帳

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観劇記録: 『大逆転裁判』-新・蘇る真実-(2023年8月)

タイトル:『大逆転裁判』-新・蘇る真実-

 

観劇回数:1回

 

劇場:KAAT神奈川芸術劇場

 

大逆転が起きての観劇

大逆転裁判に行きたかった明確な理由がある。 宙組で大好きな天彩峰里、同じく大好きな小春乃さよ、 そして憧れの専科の汝鳥伶がいるから。「 大好きと憧れが同じ作品に出るのならどうやっても行くだろ!!」 ということで狙っていたがなかなかチケットが手に入らず、 やっといけるチャンスがあったものの結局かなわず…… というところで突如目の前に現れた大逆転裁判のチケット。 まさに大逆転。優しい方のおかげで見に行くことができた。

 

観劇が決まった時から本当に楽しみにしすぎて、 当日は起きた瞬間から緊張で死にそうになった。初めて行くKAA T、劇場の雰囲気を楽しむ余裕なんてなかった。 どんどん体温が下がるのがわかる中で始まる大逆転裁判

見ることができないと思っていたものを見ることができた時、 人間は言葉に言い表せない感情に襲われる。 もうずっと涙が止まらなくて、最初から最後まで泣いていた。 客降りがある宝塚を初めて見たので、2階席から見ていて「 真横通られたら終わる、泣く」と思いながらガン見していた。 そして気が付いたら終わっていた。え?体感何秒? 初めて宝塚を見た時を思い出した。

 

やっぱり宝塚は原作へのリスペクトがすごい。役者陣の動き、 セット、小道具、映像。どれをとっても再現度が高い。 そしてオリキャラ組も最初から作品にいたかのようで、 みていて違和感がなかった。私は大逆転裁判ビギナーなのだが、 同じ日に見に行っていた友人が大逆転裁判履修者だった。 ビギナーの私でも「あ!!これよく見る動き!!」となったし、 履修者の友人も「あそこの動きがこうで」 といかに再現されているかを語っていた。 双方が楽しめる演劇って本当にいいと思う。 宝塚の観劇記録を出すたびに書いている気がする。

 

 

スター感想

初めて生で汝鳥伶を見て大泣きした。好きな人が目の前にいる。『 メイちゃんの執事』を見たときに「本郷金太郎じゃん!!」 と衝撃を受け、 その後過去の作品を追う中で魅力的だと思うキャラが大体汝鳥伶が 演じているものだった。「いつか生で見たい」 と願っていたところでの大逆転裁判。もう感無量だった。 天彩峰里演じるニーナとの関係性がとても好きで、何度か「ゔ…… ゔうううううう」となる。 ブラッドが大逆転裁判らしい動きをするたびに心臓が飛び出そうに なっていた。好き、好きすぎる。 今回楽曲配信が始まって即刻購入したのだが、 ブラッドの声を聴くたびににやにやしてしまう。 語彙力のなさが露呈してしまうが「好き~~~~~!!」 となるのだ。

 

私が初めて宝塚を見たときに「宝塚の娘役ってすごいな」 とおもった人物、天彩峰里。 彼女の大きな瞳でこちらのほうを見られた時、 すごくドキドキしてしまう。彼女の素敵な歌声が大好きで、 今回ニーナのソロがあったのでまじまじと見てしまった。 ニーナの衣装がとても似合っていて、 くるりと回るたびにふわっとする姿が美しかった。

天彩峰里は『私が好きな女性』そのままなので、 いつも惚れ惚れしてしまう。 実はカジノロワイヤルのチケットを諸事情で手放さなければならず 、カジノロワイヤルは配信のみ見た。 アナベルが本当に素敵で生で見れなかったのを後悔したので、 今回は自分の目でしっかりとニーナを演じる天彩峰里を見ることが できてよかった。

 

小春乃さよ演じるヴィクトリア女王が世界一かわいい。 ヴィクトリア・ワルツの小春乃さよの美声の後の「みなさ~~~~ ん」が可愛し、夏目漱石が「絶体絶命!!」 とか言っている後ろで一緒にポーズ取っているのが可愛いし。 どのシーンもすべてが可愛くて「メロメロメロメロ……」 という感じだった。ヴィクトリア女王はかわいいの権化。 これはテストに出ます。

そういえば私が好きな小春乃さよが演じたキャラクター、 基本ヴィクトリア女王寄りのボイスの子*1。素敵な歌声とあのギャップが最高なんだと思う。

 

友人も周りも亜双義と成歩堂に心を奪われて帰ってきていた*2。 亜双義演じる風色日向なのだが、 ヅカローの時もそうだし原作から入った宝塚初観劇勢の心を奪う天 才だと思う。私もヅカローの時はメロメロしていた。 全員原作リスペクトはすごいと思うが、 特にすごいんだろうなと今回見て感じた。亜双義……。

 

今回私が観劇してメロメロになったのがシャーロック・ ホームズとバロック・バンジークスだった。

ホームズが好きすぎる!!!!というか鷹翔千空が最高すぎる!! !!かっこいいのにチャーミングで、 でもレビュー部分は本当にかっこよくて。 私のこれまで見てきた鷹翔千空に比べてチャーミング要素が強かっ たので、「え……最高じゃん」となりながら双眼鏡を覗いていた。 この驚きは健康にいい。

バロック・バンジークスの優希しおんも同様で、 裁判シーンとか目が離せなかった。 というかそもそもゲーム版の声優が大好きな津田健次郎の時点で「 バンジークス好きになる」と思っていたので想定内だった。が、 レビューの時にあまりにもかっこよすぎて心を奪われ、 初めてお手紙を書こうと思った。 退団が決まってそのまま出すタイミングを失ってしまったのだけれ ど……。

 

 

まとめ

今回本当に最初から最後まで泣いていた。 連番者と別れるまでずっと泣いていた。泣きすぎて心配された。 でも本当にそれぐらい、「見れてよかった~!!」 となる作品だった。 宝塚は私にとってワクワクをくれる最高の空間なので、 これからも好きをこうして伝えていきたい。

以上を『大逆転裁判』-新・蘇る真実-の観劇記録とする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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*1:ヅカローのバイフーち ゃんは別。

*2:私 は上記3人に心を奪われていたので、それどころではなかった